沿革

H17-H21年度

物質合成研究拠点機関連携事業

  • 名古屋大学物質科学国際研究センター
  • 京都大学元素科学国際研究センター
  • 九州大学先導物質化学研究所
H22–H27年度

統合物質創製化学推進事業

  • 名古屋大学物質科学国際研究センター
  • 北海道大学触媒化学研究センター
  • 京都大学元素科学国際研究センター
  • 九州大学先導物質化学研究所
H28–R3年度

統合物質創製化学研究推進機構

  • 名古屋大学物質科学国際研究センター
  • 北海道大学触媒化学研究センター
  • 京都大学元素科学国際研究センター
  • 九州大学先導物質化学研究所

物質創製化学は、新物質の創出を基軸に生命科学や材料科学などの周辺分野を変革し、SDGs等の重要課題の解決に資することができるセントラルサイエンスです。これまでの数々のノーベル賞受賞者の輩出からも明らかなように、我が国が世界をリードし、伝統を築いてきた分野といえます。その中で私たちは、ネットワーク事業の草分けとして、4大学の物質創製に関わる研究所間で大学間連携を推進してきました。元素・分子・集合体といった物質の階層を統合した物質合成概念を進歩させ、各大学の強みを活かした強力な共創基盤を構築することを目的に、平成17年度に名古屋大学(物質科学国際研究センター)、京都大学(化学研究所附属元素科学国際研究センター)、九州大学(先導物質化学研究所)が連携して物質合成研究拠点機関連携事業をスタートさせました。平成22年度には、北海道大学(触媒化学研究センター、現、触媒科学研究所)が参画し、統合物質創製化学推進事業として発展させ、平成28年度からは統合物質創製化学研究推進機構として、共同研究を起爆剤とした研究推進と、若手中核人材の育成に努めてきました。そして、この活動をさらに強力に組織的に推進し、国際的、学際的に、そして産学連携へと発展させるために、令和4年7月に「学際統合物質科学研究機構」が設立されました。